第1回勝手にユーザビリティ体験会@beBitに行ってきたよ
twitterに流れているのに気づかず、facebookで知った「第1回勝手にユーザビリティ体験会」に行ってきました。
半分くらいbeBitへの興味だったりしますが・・・
当日の流れ
1:beBitの考えるユーザビリティとは
2:与えられたお題に対するプロトタイピング
3:上記で作成したプロトタイピングをアイトラッキング
4:考察。
1:beBitの考えるユーザビリティとは
一般的には、「使いやすさとかわかりやすさ」であるけれど、beBitでは以下のように定義しています。
ユーザの行動、心理などの分析を踏まえて戦略的に導出されたサイトのあるべき姿
≒ユーザ視点マーケティング
というわけで、特定のユーザに対して、意見ではなく、行動に注目するということが重要。
一般的に言うところの、ペルソナ/シナリオ法ですかね。
2:与えられたお題に対するプロトタイピング
実際のサイトを用いて行われました。
-----------------------------
■お題:とある資格取得スクールの「医療事務看護」に関するページ
※実際のサイトを用いて行われましたが、一応伏せておきます。
■ターゲット:女性 派遣OL 年収350万円 派遣切りとかもあり安定した収入が欲しい
■目的:資料請求または申し込み
-----------------------------
これらをもとに、3組に分かれて課題を洗い出した上で、プロトタイピングを作成します。
ページのキャプチャーが要素ごとにわけられ、PPTで用意されており、それらをもとに改善案のレイアウトを作成していきます。
3:上記で作成したプロトタイピングをアイトラッキング
作ったプロトタイピングをJPG化した後、アイトラッキングツールを使用し別室で被験者2名が閲覧します。
どこをどう見て、どれをクリックするかが色つきでわかります。
余談ですが、この機械数百万するようです。
なお、beBitでは基本的にタスク(指示)出しはしないようです。
4:考察
アイトラッキングの動きを見ながら解説するとともに、録画された動画を被験者とともに見ていき、この時どう考えていた、このボタンは目に入ったかなどを聞いていきます。
またbeBitが手がけた同種の別サイトをもとに何がベターかもあわせて解説いただきました。
考察
beBitが手がけたという資格スクールの別サイトをもとに少し掘り下げてみます。
資格がどういうものかという一般論を多く記載し、社名などはさりげなく散りばめます。
欲しいものから入り、入った先で訴求するという考えです。
また見ていただ方に対し、「申し込み」ではなく「資料請求」などハードルを少し下げることも心理的障壁を取り除く有効な手段。そのために、拾い読みさせやすく、また興味をもってもらいやすくします。
たとえば、部分的に赤字にしてみたり、「よくある質問」に飛ばせるのではなく、同一ページにJavaScriptなどで表示させています。
ちなみに、ユーザビリティテストはアイトラッキングツールを使わずとも、PPTベースでも問題ないとのことです。
ターゲットに近い人を集めて意見を聞けば5人でも80%の改善点はわかり、10人であれば90%のことがわかるとのことです。
個人的には、ユーザ視点マーケティングという言葉が気に入りました。
確かにサイトを見る可能性がある人は全世界の人々ですが、自分のサイトにとって見ていただきたい人(=女性なのか男性なのか、年配者か中年か)が必ずいます。
その人たちの視点に立ってサイトを制作・改善していってこそ、マーケティングにつながっていくのでしょう。
■会場:beBit
■進行:fallinstar
記事作成:2010年02月16日



