脳の違いから考える男性・女性のWEBサイトに関する行動の違い

自閉症の研究者として知られるサイモン・バロン=コーエンの調査によれば共感性が高いのが女脳、システム化能力が高いのが男脳と言われています。
例えば子供を見る時に女性は顔や声などに注目をしますが、男性はものの動きなどに注意が向けられるということです。
これらの違いは当然WEBサイトを閲覧している時にも生じています。

サイトの行動傾向

まずは、ClickTaleでの調査結果を見てみましょう。
下記はとあるサイトの男性と女性のクリックを表したヒートマップです。
脳の違いから考える男性・女性のWEBサイトに関する行動の違い
出典:Men Systemize. Women Empathize. Is Your Website Optimized for Gender?

明らかな違いが見えますが、実は左が男性、右が女性の結果となっています。
いかに女性がメニューを利用しているかがわかるかと思います。
また、左サイドの画像付きのボタンもクリックしていて、多くのページを回遊していると思われます。
対照的に男性はやるべき目的をしたらすぐにサイトを去っていて、クリックが非常に少なくなっています。

男性は目的にダイレクトに向かおうとしますので、構造を簡易化するとともに要素の選択と集中により目立たせるような配慮が必要です。
いっぽうで、女性は目的をより深く知ろうとブラウジングを行うという結果となりますので、回遊性を高めていくようなことが重要です。
また情報量はより多く確保することが求められるでしょう。

好きな色

次に色について考えてみます。
Joe hallockが2003年に22カ国を対象に行った調査によれば、色においても性別によりさまざまな結果が表れています。

下記は好きな色についてアンケートした結果です。
脳の違いから考える男性・女性のWEBサイトに関する行動の違い
出典:True Colors Infographic – Breakdown of Color Preferences by Gender
こちらも左が男性、右が女性となっています。

どちらも青を好む傾向にあり、男性が57%、女性は35%に達しています。
青は清水や青空などを想起させ、信頼などのイメージがあるので、人気があると考えられます。
なお、顕著なのが紫ですが、こちらは男性0に対して、女性は23%にのぼりました。
紫は神秘、妖艶などをイメージさせますし、冠位十二階での最上位も紫です。
女性は高貴な色を好むということでしょう。

なお、この紫について深掘ってみると、こちらについても興味深い結果が出ています。
脳の違いから考える男性・女性のWEBサイトに関する行動の違い
出典:True Colors Infographic – Breakdown of Color Preferences by Gender

上記の画像のように、男性は紫というのを1色として捉えますが、女性は6色(maroon、Plum、Eggplant、Grape、Orchid、Lavender)にも分類して考えています。
ECサイトでは、より色がわかりやすくするために画像や動画で表現する必要がありますね。

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