WEB施策を行う際に心がけたい仮説設計のコツ

WEBなどで施策を行う際、目標が最重要です。
明確な目標を持つことで、どこまでいけば良いのかイメージでき、関わる人のモチベーションがあがるのです。

WEB施策を行う際に心がけたい仮説設定のコツ
出典:The Psychology of Goal Setting

また、目標を達成させるためには、仮説を立てることが重要です。
仮説は成功を保証するものでは決してありませんが、もし仮説がなければ、成功しようが失敗しようが、何が原因だったのか学び取ることができないです。

仮説の立て方

仮説を立てる際にはいくつかのフレームワークがありますが、今回は下記を取り上げます。

If [variable], then [result], because [rationale]

利用例

If we create an amazing content offer,
then we’ll be able to generate 50 new leads
because 5% of the people who download this piece will turn into customers.

[Variable]

目標を到達させるために、要素を変えたり、加えたり、削除することを指します。
影響が大きいものをデータから導いてみましょう。
わかりやすいところで言うとCTAであったり、メインビジュアル、コピー、フォームなどです。

[Result]

予想される結果を記載します。
メルマガ登録数やCTAのクリック数などとなります。
何を、どの程度向上させたいか、また最低ラインはなにかという点を数値化しましょう。

[Rationale]

理論的根拠を書きます。
過去の実績や他社事例などから算出していきます。

失敗した場合は、offerが本当にamazingだったのか、それとも流入が少なかったからか、CVRを高く見積すぎたのかというのが確認して、次に活かすことができます。
また、後から効果を計測しやすいように数値も設定できると良いです。

仮説立てのコツ

1. 目標を確認する

改善する際にゴールとする数値を確認します。
例:お問い合わせ数を2倍にする

2. 現状の課題を導く

導入しているツールなどでサイトの解析を行います。
ユーザーフローで離脱してしまっている部分やCVRの低さ、重点ページの直帰率などネガティブなものがあるかを探します。

例A:お問い合わせページへの遷移は多いが、入力画面で60%が離脱している
例B:コンバージョンは高いが、サイト内からの遷移している数値が150にとどまっている

3. 解決方法を考える

1の課題に対して、解決しうる提案を考えてみます。

例A:入力画面の項目が多すぎるので、現状10個のものを5個にする
例B:サイト内にフォームへの遷移できるボタンが、少ないので全20ページのフッターに設置する

4. 想定される結果を数値化する

2を実施することで想定される数字を立ててみます。

例A:入力画面の離脱率を30%まで下げ、お問い合わせ数を2倍にする
例B:サイト内からの遷移数を300(1ページあたり7.5遷移)まで引き上げ、お問い合わせ数を2倍にする

このように2の分析が仮説における分岐点となりますので、ここを間違えてしまうと安易に広告の出稿量を増やすなどとなってしまいかねません。
下記のようなものがよくある課題ですので、参考にしてください。

  • ボタンのCTRが低い→「無料」「今だけ」などを加えてみる
  • フォームのCVRが低い→入力項目を減らす、エラー表示を変えてみる
  • 広告出稿しているLPが直帰率が高い→出稿クリエイティブとLPを一緒にしてみる
  • 滞在時間が長いが再訪者が少ない→サイトの回遊性が悪いので、フッターにサイトマップを加えてみる
  • あるページの滞在時間は長いが、直帰率が高い→ランディング方法を分析し、表示する関連コンテンツを変更する

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