フォームのコンバージョンを高めた3つのABテスト事例

ECサイトのカートや資料請求、会員登録などのフォーム最適化を図りCVRを高めることが重要です。
今回は3つのABテスト事例からコンバージョンレートを高める手法をご紹介します。

#1 入力項目の量

よく言われることですが、入力項目が多いことで離脱が高まります。
下記も図をご覧いただくとわかりますが、おおよそ3-5項目に抑えられるとCVRを高く保つことができそうです。
フォームのコンバージョンを高めた3つのABテスト事例

実際のABテスト結果を見てみましょう。
フォームのコンバージョンを高めた3つのABテスト事例

ABテスト実施前の左の図では、入力項目が実に20項目ありました。
これを一気に4項目にした結果、188.46%もの成果をあげることができました。

Reducing Form Fields from MarketingExperiments

この事例の場合、セールスのプロセスを見直し、本当に必要があると判断した項目だけに精査しました。
もちろん入力項目を減らし問合せを増やすことで、クオリティの低いものも含まれてしまうことは考慮すべき点ですので、場合によっては1つ程度はハードルを高めた項目を用意するのも良いかもしれません。

#2 ボタンのコピー

フォーム最後に鎮座するボタンのコピーについてです。
こちらもABテストの結果を確認したいと思います。

フォームのコンバージョンを高めた3つのABテスト事例

こちらの事例では、テキストを“Start your free 30 day trial”というものから、“Start my free 30 day trial.”に変更しました。
すごくシンプルに「your」から「my」へと変えただけです。
しかし結果は顕著に現れ、なんと90%ものCTR向上が実現したのです。

ボタンのコピーをよりパーソナルにすることでクリック率が向上という事例でした。
コピーを考えるときには

“I want to _______.”

というように自分事にしてみるのが良さそうです。

出典:10 Call-to-Action Case Studies with Examples from Real Button Tests

#3 配置

よくファーストビューに置くのが重要と言われます。
このため、ボタンだけは上部に置いたり、右サイドの上部にフォームを設定したりと試行錯誤します。

もちろんこれは正しい側面もありますが、こんなABテスト結果もあります。
フォームのコンバージョンを高めた3つのABテスト事例
下部に配置し、304%のCVR向上
なぜこのような効果が表れたのでしょうか。

実は、説明が必要なサービスにも関わらず、十分に理解されないうちにボタンやフォーム自体に到達してしまい、離脱につながっていました。
このため、サービス価値をページで理解していただた上で、フォーム入力いただくことでCVRを高めることができたのです。
出典:How a Landing Page with the Call-to-Action Below the Fold Outperformed an Above-the-Fold Variant by 304% – ContentVerve.com

ABテストの成功例はすべてのサイトに適用されるわけではありません。
自サイトの特長や訴求点、自社の営業プロセスなどを加味して改善を図っていきましょう。

growth > フォームのコンバージョンを高めた3つのABテスト事例