デザイン認識の齟齬を防ぐムードボードの作り方

デザインを提出するときに揉めるケースに見舞われたことは、誰でも1度はあるのではないでしょうか。
これを防ぐために、ヒアリングを入念に行ったり、デザインのキーワードをもらったりすると思います。
一歩進んで、その情報をムードボードにまとめて確認してみると満足してもらえるデザインに繋がることがあります。

ムードボードとは

ある「イメージ」を複数人で共有する時に、写真や画像などを集めるものです。
制作者とクライアント間でコミュニケーションミスを防ぐために利用され、ファッション業界などでは用いられるケースがあります。
例えば「青」というキーワードだけを提示された場合、青空を思い浮かべる人もいれば、エメラルドブルーのような青をイメージする人もいます。
このように、言葉だけでは伝えることが難しい情報をムードボードに落としこむことで、統一認識を持てるようになります。

ムードボードの参考

下記はHome Office Redesigをテーマにしたものです。
デザイン認識の齟齬を防ぐムードボードの作り方
出典:https://www.skillshare.com/classes/design/Basics-of-Photoshop-Fundamentals-for-Beginners/1320270520/projects/23495
色味のほか、それに沿った設置したい椅子などをひとまとめにしています。

また、少し変わった感じですが、クリスピードーナツでは下記のようなものを作っています。
デザイン認識の齟齬を防ぐムードボードの作り方
出典:http://a-little-of.blogspot.co.uk/2011/01/mood-board-site-map-krispy-kreme.html

ムードボードの作り方

特に決められた作り方はありません。
イメージに近い画像を貼り付けていくだけで基本は大丈夫です。
ただし、闇雲に貼り付けていくのでは認識の統一に繋がりません。

以下3点は最低限気を付けてみましょう。

(1)ブランドのポジション

競合とどう違うのか、デザインからどのような影響を受けてもらいたいのかを考える必要があります。
前述のクリスピードーナツだと、クリーンや暖かみなど具体的なワードとして落とし込んでいます。

(2)カラースキーム

大枠の色味については、わかりやすく正方形で残しておくと良いです。

(3)トンマナ

雑多にするのかシンプルにするのか暖かみなのか、人間性を出すのかなど、選択する画像やその配置によって印象付けましょう。

なお、Mood Board Creatorというブラウザで手軽にムードボードを作成することが出来るWebサービスがあります。
特定のワードを入れると画像が表示されるので、それをドラッグ&ドロップするだけです。
まずは気軽にこちらでためしてみるのも良いかもしれません。
Mood Board Creator

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