WEBサイトで使えるかもしれない心理学(Priming effect)

WEB心理学シリーズ第16弾です。
今回は「プライミング効果 (Priming effect)」を取り上げます。

プライミング効果 (Priming effect)とは

人間は記憶している全ての情報を取り出して判断するのではなく、直近に提示・使用された知識が取り出されやすくなっているというものです。
このため、ある食べ物が(1)健康に良い、(2)美味しい、という両方のイメージを一般的にもっていたとしても、健康に良いという情報がテレビなどで取り上げられた後に印象を聞くと、一般的に(1)が優先されやすくなるものです。
先行する刺激をプライマーと呼び、後の刺激(ターゲット)の処理を促進または抑制していきます。

下記もイメージがつきやすいかもしれません。
画像を見ていくとSO_Pの_に入るのがAであることが容易に想像できます。
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出典:http://blog.crew.co/the-priming-effect-why-youre-less-in-control-of-your-actions-than-you-think/

また、動きをイメージさせる画像についてもこのような前提が重要になってきます。
WEBサイトで使えるかもしれない心理学(Priming effect)
出典:http://scienceblogs.com/mixingmemory/2006/11/07/implicit-agency-in-spacetime-m/

上の画像は右側に向かって人が進んでいることがイメージできます。
対して、下の画像は、ベルトコンベアの荷物が左に移っている様子が想像できるのではないでしょうか。
人間の所作を少し加えるだけで、これまでの一般的な経験から、人には静止画の動きがイメージ可能です。

このように、人がもつ様々な経験を意識しながらデザインやマーケティングなどをしていくことで、無意識に人の考えを誘導させることができることがあります。

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